今では手放せない一家に一台欲しいアイテム。
今回は珪藻土の便利な使い方と、使うときの注意点についてまとめました。
珪藻土(けいそうど)とは?
超強力な乾燥剤になる化石

昨今のいろいろなところで販売され始めた珪藻土。
元々は水中にある藻(そう)と呼ばれる一種の珪藻(けいそう)の殻が積もり積もった化石を加工したもの。
今ではサイズも大・中・小と様々なサイズがあり、それぞれを別の用途で使用できます。
珪藻土(けいそうど)が我が家でもいろいろな場所に使われ始めて早1年。
今では手放せないアイテムになっています。
一家に一個・便利な珪藻土の使い方
小さいサイズの珪藻土は調味料の乾燥に

最近では調味料用のスティック型珪藻土が販売されています。

塩・砂糖・唐辛子などなど。
水気の多い台所に置いておくと塊になりがちな調味料ですが、
スティック状の珪藻土を使うと調味料が固まる心配も必要なくなります。

また、氷の入った冷たい飲み物は珪藻土のコースターがおすすめです。
布やコルクのコースターでは水滴の多い冷たいコップのそこにくっつくこともありますが、珪藻土のコースターはくっつかない。さらに乾きやすいという使い勝手の良さ。
下記の注意点にもありますが、色付きの液体をこぼさないようにくれぐれもお気をつけて。
中型サイズの珪藻土は洗い物の敷物に

A4サイズの珪藻土マットは、まだ水のついた洗ったばかりの食器置き場として使用すると便利です。
使用頻度の高いコップや、毎食使っている茶碗など。
少量の食器を洗っておいて、置く場所としては最適です。
(食器の量が少なかった一人暮らしをしていたころに欲しかったのぅ)
大型サイズの珪藻土はお風呂場の足ふきマット代わりに

カビやすく、頻繁に洗いがちなお風呂場の布製バスマットですが、
これを珪藻土バスマットに変えるだけでほとんど洗う必要もなく、吸水率の落ちにくい最強のバスマットになります。
筆者も知り合いの家で存在を知ってからAmazonで即購入。今では我が家の必須品。
これを買ってからは布製のバスマットが足の裏にくっつくことや、こまめに洗う必要もなくなり、家事のひと手間がなくなることでストレスフリーになりました。
珪藻土を使うときの注意点
色移りがしやすい


ただし、珈琲など色素の強い液体をこぼすとヨゴレのような色が抜けないのでご注意を。
吸水率は変わりませんが、見栄えが残念な状態になりますゆえ……。
珪藻土自体が割れやすい
直射日光にあてて乾かしたりすると、大きいサイズの珪藻土は割れやすいです。
ある程度使っていると反り返ったりしますが、必ず影干しで、定期的にひっくり返して使いましょう。
他の物が傷つきやすい
珪藻土自体が軽石やヤスリのような質感の物なので、
木製のテーブルや木製のフローリングなどに置くと傷つくので注意。
机の一部を珪藻土タイルを置いておくといつの間に机が傷ついていることも……。
吸水率が下がってきたら紙ヤスリで削ること
初めて購入した珪藻土のバスマットの説明書に書いてありましたが、
吸水率が下がってきた場合は目の細かいヤスリで表面を削ることで元の吸水率を取り戻すことができます。
とはいえ私も使って半年ほど。いまだに吸水率が落ちていないので、珪藻土自体が非常に保存に適したものだと感じます。
最強の乾燥材・珪藻土(けいそうど)のまとめ
・珪藻土は最強の乾燥材
・小型・スティック型の珪藻土は調味料の乾燥材に
・中型・A4サイズの珪藻土は食器置き場に
・大型・60cmサイズの珪藻土はバスマットに
・色付き、割れやすさ、他の物が傷つきやすいので注意
最強の乾燥材、珪藻土。
これを機に一度、使ってみてはいかがでしょう。