雑記

重度の抑うつ症状になってから社会復帰するまでのおはなし

隙あらば自分語り。ちょいと語らせておくれ。

暗い話は好きじゃないのですが、自分にとって大切な期間。

 

この記事は当ブログ『廻る猫と考える人』の管理人が、この2年半であった心の変化と、投薬無しで重度の抑うつ症状から立ち直るまでのおはなし。

2年半ほど働けておりませんでしたので

わたくしヨウは2年半ほど働けておりません。仕事をお休みしておりました。

妻に手を引かれて心療内科に行きまして。

ある朝、玄関で涙が止まらなくなり、妻に手を引かれて心療内科に行くことになりまして。

妻がいくつかの心療内科に電話をかけて、ようやく予約が取れたカウンセリングスペースへ。

(当日に予約が取れないほど、心が大変になっている人がたくさんいるのだなとぼんやり思っていた気がする)

 

妻に手をひかれ、地下鉄に乗り、うながされるままにカウンセリングを受ける。

いくつかの質問に答えて、チェックシートなどに記入した後に言われた言葉。

 

カウンセラー「あーこれはハイスコアですねぇ……はい、重度の抑うつ症状ですね。今日から会社に行かないでください。」

 

いやいやそんなそんな。ちょっと仕事がつらくて涙が出るだけですよ

お仕事が詰まってましてね。会社に行かなきゃ。

とわたしが言ってみたところ

 

カウンセラー「いいですか?心の状態を表すとあなたは交通事故で足が折れている状態です。その状態でもバスケットの試合に出ますか?出ないでしょう。今はしっかりと、お休みください。」

 

この言葉がストンと腑に落ちて、震えながら会社に電話してその日からお休み。

 

そのあと、1年半休職して退職に至る。

そこからさらに1年ほど転職活動期間が発生する。

鬱病になった理由はパワハラでした。

恐ろしいもので、身近にありました。パワーハラスメント。

心の弱い方はスクロールして次の項目までスキップをご推奨。

文字列だけでつらくなることもありますので。

 

一例で言うとこんな感じ。ほぼ直属の上司がキツかった。

その日の仕事を終わらせて、周りの遅れている仕事も終わらせて、「終わったので帰ります」と言ったら「なんで定時で帰るの?本当に終わったの?」と言われ無意味に残される。

上司「お前は仕事が早いから終電までやれ。他の人は帰っていいぞ。」

上司「休日出勤がいつ入るかわからないのになんで休日に予定入れてるの?」

上司「三日分の振替休日はいつとっても良いよ」→休みの申請をする→上司「なんで土日に繋げるの?火曜日と木曜日に休んで」と飛び石で強制的に休みを取らされる。

上司「なぜなぜ分析して?」→ぼく「どうあがいても上司の工程でおきた事案でした」→「そうじゃないよね?ちゃんとやって?答え出るまで帰らないでね」→事実や現象はどうであれ問題の責任は自分になる

上司「あいつ女の子の出てるアニメとか見てるんだよ気持ち悪いよな」

上司「ストレスチェックとかひっかからないようにやるんだよ。わかってるよな?」

産業医「ストレスチェックで高い数値だったけどご飯食べれる?睡眠とれてる?どっちも大丈夫なの。じゃあ問題ないね。」

ほんの一部。個性を殺され、責任を押し付けられ。

こんなことが入社をしてから2年ほど。気づけば精神が死んでました。

 

この後に会社の偉い人にも物申したものの、改善はまったくされず。

会社側からは「休みの期間はやるから、はやく復帰しろ」の一点張り。

辞める直前には「心療内科の医者にも金払ってるんだからさっさと治せよな」と会社側から言われる始末。

 

入社2年後に休職。休職し続けて1年半後に会社を辞めました。

少し給料が良くても人間の扱いがされなければ働く意味はないと感じました。

重度の抑うつ症状でつらかったこと

休んだ当時から2年近くは幻聴と幻覚の症状がずっとありました。

【主に生活に支障が出た症状】

・1日中フラッシュバックが発生する。家にいるのに怒られている感覚に陥る。

・本が読めなくなる(同じページで1時間止まっている)

・文字が書けなくなる(10分で終わる必要書類の記入に1日かかる)

・ラジオが聞けなくなる(職場でかかってたのでフラッシュバックする)

・夕方に涙が出る(定時に報告をするが帰れないことを思い出す)

・音ゲーをやってMISSと表示されたら上司に怒られる幻聴が聞こえる

・町の中心部(元職場)から1~2km程度の範囲に近づけなくなる

・自覚はないが独り言が多かったらしい。妻曰く部屋で話声がすると思ったらずっと「ごめんなさいごめんなさい」と言っていたらしい。

という感じ。最初の1~2年はこの症状がずっと続いてました。

街中に行けないので転職活動もままならない。

昔から知っている人と話しているとき以外は、かなりの恐怖状態が2年近く続いておりました。

 

その間は、忙しすぎて使えてなかった貯金を切り崩して生活する日々。

いまではすっからかん。おかげさまで持ちこたえたというべきか。

つらかった期間に支えられたこと

妻が精神の病に理解があったこと

重度の抑うつ状態になったわたしに対して、妻の基本的なスタンスとしては

「死なないように、好きなことをしなさい」

というものでした。

 

良いか悪いかは人によると思いますが、自分にとってはとても楽。

この間は色々なことを経験したりしました。

 

ちなみに妻のために料理を作りはじめて、

写真撮って「こちらが今日の晩御飯です」と仕事帰りの妻に報告していたものが、

昨今の『廻る猫と考える人』の料理記事になっています。

 

妻に命を助けられたので、感謝をし続けて生きている。

結果的に妻のために美味しいご飯が作れるようになったと思う。

昔からの友人に話せたこと

愚痴を人にこぼすのが嫌いな性分でしたが、今回ばかりは人生の中でも大きな出来事だったので直接会った昔からの友人には正直に事実を伝えました。

簡潔に下記の2点。

『パワハラで重度の抑うつ症状と診断されたこと』

『今は仕事を休んでいること』

 

昔からの付き合いのある人ばかりだったのもあり、大変理解ある返答が返ってきました。

「え、何そんなことあったの。ちょっとお茶しに行こう」(紅茶をご馳走になる)

「うわーあんた真面目だからいつかなると思ってたわ。」(珈琲をご馳走になる)

「何をすぐに働き直そうとしてるんだよ!!休め休めぇ!!」(酒をご馳走になる)

「マジかよ!おいちょっと旨いもん食いに行くぞ!」(車で連れ去られて旨いものをご馳走になる)

「今時間あるのかー。ついでに釣りやったことないの?じゃあ行くか」(釣りを教えてもらう)

「東京まで遊びに来たら1部屋空いてるから泊まりにいらっしゃい」(一宿一飯の恩)

「前からブログとか好きだったよね。自分でやってみるとかどうだい。」(ブログの立ち上げ方の講習を教えてもらう)

「この新作のゲームでもして心を休めなさい」(ダークソウル1リマスターを送られる)

「さて周回の時間だ」(FGOを周回する)

「さて古戦場の時間だ」(グラブルを周回する)

などなど。

 

繋がりというものはすごく大切であると感じました。

ブログを始めるきっかけになった講習の記事はこちら。

【週フリ】週末フリーランス養成講座・一からブログを始めたい方へどうも。このブログの管理人であるヨウです。 Follow @ButterCat_You 今回は私がこのブログを作るきっかけになっ...

やったことのないことをやってみたこと

ちょっとずつ、以前と同じように過ごせるようになってきた頃。新しいことを身に着けたいなと思えるようになりました。

散歩や軽い運動からはじめ、いろいろと試してみました。今思うと良い経験。

・ジムに半年くらい通ってみる

・リングフィットアドベンチャーを始める

・毎日、ネルドリップで珈琲を淹れてみる

・ピアノ(キーボード)をもらったので楽譜の読み方から覚えてみる

・節約のために料理をしてみる

・バイクの普通免許を取ってみる

・ブログをはじめてみる

などなど。いろいろとやってみました。

なんでもやってみることで、小さな達成感を得ることがとても大切に感じました。

ゲームも小さな達成感の蓄積になります。むかし鈴木史郎がそんなこと言っていた気がする。

本から学ぶ自己肯定力

本が少しずつ読めるようになったころから読み始めました。もともと本は好きなのです。

自己啓発系とかは苦手だったのですが、とりあえず読めるようになってからは手当たり次第に読みました。

そこでこの精神的につらかった時期にすこし勇気を分けてくれた本をご紹介。

 

うち2つはTwitterで見ていた方が書籍化し、うち1つは本屋で見つけたもの。

ふるえるとりさん・母ちゃんだってほめられたい

過去にも紹介しましたこちらの漫画。

Twitter発祥の、育児をするお母さんエッセイ漫画。

過去の紹介記事はこちら。

【漫画】母ちゃんだってほめられたい。【ふるえるとり】ほめられたい人、必見のエッセイ漫画。 【こんなひとに読んでほしい】 ・エッセイ漫画が好きな人 ・自己肯定感を高めた...

 

特に漫画の172ページにある内容。

気分が落ち込んでいるときに『何かやろう』と思う気持ちは決して無駄にはならないよという内容。

この内容を見て、わたしはだいぶ勇気づけられた記憶がございます。

筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法

最初はネタかと思ってたのですが、すごく良いことが書いてあった本。

こちらもTwitterが元なので短くわかりやすく書かれてます。

この人のおかげで筋トレや食生活の重要性を見直せました。

悩んだらとりあえず筋トレをしろ。筋肉は全てを解決する。

嫌な上司がいたら筋肉をつけて「お前をいつでも力で倒せるぞ」という力を持て。自信になるぞ。

悩んでても解決はしないが筋トレをすれば筋肉にはなる。まずは筋トレをしろ。

 

すがすがしいくらいの筋肉の正当性。とりあえず筋トレしようと思って運動するようになった。

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)

この本に関しては本屋で偶然見つけたもの。

退職がするかしないかを悩んでいたころ、名前を見てそのままの思いだったので買ってみる。

(はたからみれば「辞める1択」でしたが会社が改善されるかもしれないという気持ちでいました。もちろん改善はされませんでした。)

 

簡潔に言うと、自分のそのころの心境が書いてあってすごく安心した覚えがあります。

案外会社を辞めたくてもやめられないような状態になってる人も多いのだなぁと感じました。

職業訓練学校に通って学べたこと

職業訓練学校のWEBデザインクリエーター科

2020年1月~7月まで、WEB関係の職業訓練学校に通いました。

会社を辞めてからハローワーク通いをして3ヶ月ほど。まだ人と話すのが怖かったので面接どころか、10分で書き終えられる必要な書類を書くのにも丸1日。

職業訓練学校のチラシを見つけ、連絡して、見学をして、そのまま応募。

受験をして合格して、次の月から通い始めました。

 

学校での授業内容の詳細が気になる方は下記の記事をご覧ください。

職業訓練学校のWEBデザインクリエーター科で学べる事職業訓練学校に6か月間ほど通って、先日修了いたしました。 今回は入校~卒業までの流れと雰囲気をザッと書き出します。 ...

WEBの知識と、それ以上に学べたこと

長く引きこもりな生活をしていましたが、この場所で身につけられたのは知識だけではございません。

とても当たり前なのですが、当たり前のことができていなかった引きこもり時代。

まずは社会復帰に必要な基本的なことをできるようになりました。

・決まった時間に決まった場所に行くこと

・人と話すこと

・人前で課題や作品を発表をすること

・報告連絡相談

また、同じ志の生徒同士や講師にも支えられることが多かったです。

・就職活動の後押し(講師や周りの生徒に勇気づけられる)

・一人では得られない知見を得られる(調べ方・考え方)

・相対的に自分の得意/不得意がわかる

特に思ったことは自分は人より『タイピング速度が人一倍速いらしい』ということ。

学生時代からも家でも毎日パソコンを使っているのでおのずとタイピング速度は速くなっていましたが、20人集まった中でも早かったらしい。

前職だと「そんなの当たり前だろう」と言われていた部分は自分の強みだったらしい。環境が変わって初めてわかった長所。

 

そんなこんなで半年間、新しい技術を得つつ、できることを増やしていきました。

牛の歩みで転職活動

そんな自分の個性を活かした職はないものかと探しておりました。

コロナもあり、WEB業界未経験中途ということもあり、在学中の就職はできませんでした。

 

牛の歩みでWEB関係。その他にも自分の長所を活かせそうなところをチョコチョコと。

結果的に、卒業2か月後になんとか内定をいただきました。

残念ながらWEB関係ではありませんでしたが、タイピング速度を活かせる職種。

職業訓練校の人たちや学生時代の旧友に話したら「これ以上の天職はないだろう」と言われるくらいに自分でも合っていそうなお仕事。

まだ働いていないので、何とも言えないですがね。

 

そんなこんなとありまして、2年半の月日を経てとりあえず働けるようになりました。

学校で習ったWEBの知識に関しては趣味のブログで活かせるように致しましょう。

経験を得て思ったこと

自己肯定欲はとっても大事

自身を大切にすることと、自分を肯定することを忘れないこと。

自己啓発的な内容は苦手ですが、これはとても大切なことだと思いました。

 

会社は一人休んだところで、変わらなく続いています。

自分のことは自分でブレーキを掛けなければ無理がたたるばかりです。

「上長に言われたから」「人に迷惑がかかるから」

それよりもまずはもっと自分本位に生きるようにしようと思いました。

個性は活かせ・伸ばせ

人生を楽しむコツ。良いものは良いと言い、好きなものを好きという。

 

無理をして人に合わせると、無理がたたってまいります。

会社によっては同調圧力・組織のルール・上長からの強制などもあるところはありますが、

個性あっての人間です。人の言いなりになっていたらつらいばかりです。

 

経験から、嫌なことは嫌と言えるように自己肯定感を高めておかないと無理をしてしまいます。

そしてこれは妻からの受け売りですが、好きなことには好きだと言えるようになると自然と同じような考え方の人が寄ってきます。

この考え方は楽しく生きるためにも本当に大切だと感じました。

働けても死んだら意味がない

働くために生きているのではなく、生きるために働いています。

 

自分ではわからないくらいに精神が摩耗していることもあります。

気が付けば普段できていたことが出来なくなっていることもあります。

 

人と話すことで気づかされることもあります。

会社でなんかおかしいなと感じたことを、仕事とは関係のない友人に話してみると気づかされることもあります。

あまりネガティブな発言ばかりだとよろしくないですが、起こった事象がおかしいと感じていたら人に聞いてもらうのも良いことでしょう。

 

休んだあとに友人に聞いてもらって気づけましたが、前の会社はいろいろとおかしかったなと思いました。

愚痴は嫌いだけど、現状報告と客観的評価は大事だね。

これからの廻る猫と考える人

休んでいたころにはもっともっと書きたいこともあったけど、とりあえず今今の思ったことをまとめるとこんな感じ。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

これから働き始めるので少しばかりブログの更新頻度と、内容が変わっていく予定です。

料理ブログも時間があったのでできましたが、仕事に慣れてくるまでは更新頻度は落ちると思います。

またブログの内容も料理が多めでしたが、グルメや日記や新しく覚えた知見など。

ふと読んでみたときに楽しいと思えるものが今後更新が出来たらよいなと考えております。

つまり予定は未定であるという。雑記ブログゆえ。

 

そんなこんながありまして。

雑記ブログ『廻る猫と考える人』はこんな経験をした人が運営しております。

今後ともよろしくお願い致します。

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ヨウ
札幌暮らしのコスパ飯ブログ。節約のために始めた自炊が今では趣味に。今日も妻のために飯を作る。日ごろ「今日のご飯は何を作ろうか?」と悩む人の、ひとつアイデアの元になればこれ幸い。TwitterとInstgramも随時更新中。