とてもとても良かったので、思わずブログに書いてしまう。
ネタバレ無し。純粋な感想。
わたしはスズメのような料理を作りたい。
さめない街の喫茶店
この漫画をおすすめしたい人
・珈琲が好きな人
・おいしいものが好きな人
・お酒が好きな人
・お酒に合うおつまみが好きな方
・料理が好きな人
・喫茶店が好きな人
・この漫画の絵や世界観が好きな人
いずれかに当てはまっていれば、買ってみるのが吉と出ています。
ちなみにわたしは、上記の全部が好きな人。
雰囲気が好きで、即購入

本屋をふらふらしていると、目に入った漫画。
珈琲とか、ドーナツとか、絵柄とか、小物とか、描いてあるものとかとかとか
うまく言い表せないがまとめて「なんか、すごく、良い」と思い、即購入。
わたしにしては珍しい行動。
主人公『スズメ』と、喫茶店のおはなし
ある日突然、眠りから目覚めることができなくなったスズメは、「ルテティア」という”さめない街”に迷い込み、喫茶「キャトル」で働くことに。
美味しい喫茶メニューと魅力的な夢の住人たち紡ぐ、新感覚グルメファンタジー。
漫画『さめない街の喫茶店』1巻-裏表紙のあらすじより
主人公『スズメ』はちょっと不思議な街ルテティアの、喫茶店キャロルで働く。
お客はなかなか来ないけど、店長のおじいさんハクロさんはいつものんびり。
そんな人物が良い。雰囲気が良い。なにより世界観がとても良い。
喫茶店キャロルで愉快なお客さんと一緒に、スズメは美味しいものを作ったり食べたり。
仮想の街だけど、材料と作り方は現実でもできるものばかり。
「あー作者さん、美味しいもの好きなんだなー」というのがとても伝わってくる漫画。
カフェとグルメが好きな人へ
珈琲を片手に読むと良し。ついでに洋菓子をつけるとなお良し。
そんな読むたびに珈琲が飲みたくなる漫画。
1話ごとに出てくるお菓子・料理・飲み物・お酒などなど。
どれもこれも、とてつもなく美味しそう。
ちなみにわたしはこの漫画で初めて知った食べ物も多いです。
しかし材料と調理工程を漫画の中で説明してくれるので
「あ、作れそう」
「たぶん、こんな感じの味なんだろうなぁ。美味しそう。」
「間違いなく美味しい。というか今食べたい。」
と思わせてくれる。すごい影響力。
それにしても『グツグツキーキー』はどこから来た名前なのだろう……。
料理本としても、デザインとしてもわかりやすい本
一話ずつ最後のページに必ずその回に出てきた材料と分量の一覧が載っています。
その最後のページに載っているレシピも手書きイラストで非常にわかりやすい。
デザインとしても料理としても、今後のお手本にしたいところ。
世界観・珈琲の湯気・珍しい小物など、好きなものが好みの絵柄で描かれているのは個人的にとても刺激的です。
作者『はしゃ』さんについて
食べることと旅行とお酒が好き。
元気で活発なおばあちゃんになるのが夢。
漫画『さめない街の喫茶店』1巻-漫画のそで(作者紹介)より
作者のはしゃさん(@hasya31)にとっては初めての漫画とのこと。
普段はイラストレーターとして活躍しているそう。
イラストレーターや自分の体験をもとにした旅行記など、いろいろと幅広く活躍している模様。
デザインといい、絵柄といいすっかりファンになってしまったのでいろいろと欲しくなったり。
調べていると、本屋で表紙で気になっていた『美しい生物学講義』という本のデザインをなさっていたのも知った。
何かの縁なのでこれはまた別の日に買ってこよう。
『さめない街の喫茶店』まとめ
いろいろ好きなものが詰まりすぎてて、SNSの144文字では表せなかったのでブログに書いてしまいました。
2巻完結でしたがわたしとしては、とても好きな終わり方。
これから読む人のために深くは言わない。深くは言えない。
わたしはいずれはハクロさんのようなお爺さんになりたいものです。